DT修理屋への道

エンジン逆転に伴う修理

一般修理

ちょっぴりカスタム?

復活の道 (エンジン載せ換え)

序章

どんなにほっぽっていても、キック一発で目覚めた37Fですが、94年頃からぐずり出しました。

始動性は悪くなり、走っていてもトルク感を感じなくなりついにSTOPしてしまいました。

再始動すると調子がもとに戻ったので、だましだまし97年まで乗っていました。


エンジン逆転

97年春、アイドルさせているとタコメーターの針が動かなくなりました。

ケーブルが切れた位にしか思わず気に留めませんでした。

信号が青になり、クラッチを静かに放し、スロットルを開くとなんと37Fはバックを始めたのです。

一瞬なにが起こったのかわかりませんでした。(幸い後ろに車はいませんでした。)

エンジンを切り再度キックすると、タコメーターは正常に動き、37Fもきちんと前に進みました。

しばらく、この状態で乗っていたのですが、そのうちまったく前に進まなくなり、頭にきてエンジンガ逆に廻っているにもかかわらず、思いっきりキックを踏みおろしまた。

「ギャン」という嫌な音と共にキックがすかすかになりました。

(キックペダルの内側についているギアの歯が折れたのでした)

 

とうとう観念して、パーツを注文し、修理屋への道を突き進みました。


キックギアの交換

クラッチまでもばらさねばならず、一日仕事でした。

手順は以下の通り。

クラッチカバーを外す為に、ラジエター液とミッションオイルを抜く。

オイルポンプの蓋を開け、ケーブルおよびホースを外し、ホースにはボルトで栓をる。

キックペダルを外し、クラッチカバーを外す。

ボルトが緩まないのでインパクトドライバーを使用。

クラッチカバーを外すとクラッチがお目見えするので、順番にばらしていく。

ギアを緩めるのには、ウエスをかませギアが動かない様にして、ナットを緩める。

サービスマニュアルには簡単に書いてあるが、なかなか外れず、泣きたくなってくる。

しかも、クラッチ組付けの際、馬鹿力でボルトの一本を折ってしまい、ホームセンターへ買いに行きました。


エアクリーナダクトの交換

ついでにキャブも掃除しようとぐりぐりしていたら、破けてしまい止む無く交換。

手が入らず結構手間取りました。


CDI交換

素直に交換していれば余計な手間はなかったのですが。

30分程度で完了。

これで、エンジン逆転は直りました!


この後もCDIが壊れ。。。

1個目:1984〜1997 (37F用)

2個目:1997〜2010 (37F用)

3個目:2003年に2LR用を少し使用(その後、2個目に戻す)

4個目:2010〜2017 (37F用)

5個目:2018〜  (メイト80用) 



一般修理

スポーク交換、パンク修理

河川敷で遊んでいたら、穴に落ち、リアのスポークが折れ、チューブに突き刺さってパンクするアクシュデントに見舞われました。

雑誌でみるとタイヤ交換なんて簡単そうに書いてあるので、早速着手すると、「外れない!」

汗だくになってやっとのことでタイヤを外しました。

(雑誌のうそつき!)

外したホイールを部屋へ持ち込み、夜な夜なスポークを交換、調整し再びタイヤを装着する日が。

外す時程は、時間が掛らなかったけど、もう二度とやりたくない作業です。

(林道走るときは、 一応タイヤレバーとパッチは持って行くんですが)


エアクリーナ交換

パーツ屋の在庫セールで37Fのエアクリーナエレメントが200円位で売っていたので素早くGet。

バイクについていたのはスポンジがぼろぼろになっていたので即交換。


ヘッドライトバルブ交換

木曽へ林道アタックに行った際、初日の昼間にHi、Lo共に切れてしまい、夜間走行がNGとなりました。自動車用品店やバイク屋をあたったが、在庫がなく、ツーリング後に近所のパーツ屋で注文しました。

(この頃のヤマハ車は口金が特殊?なためどこにも在庫が無かった。)

交換時間は、5分程度。ものを入手するまでは、結構掛かりました。


ラジエター液交換

夏場にトンネルに入るとオーバーヒートするので、ラジエターの清掃を兼ねて交換。

ホースで、水を入れるとヘドロのようなものがたくさん出てきました。

清掃と交換で30分程度。


ブレーキペダルの曲がり修正

林道で岩にぶつけて曲げてしまった、ブレーキペダルを鍛冶屋の如く、金槌で修正を試みる。

さんざん叩くが、如何ともしがたく断念。

断念するまでの時間 一時間程度。


配線修理

高速を走っていて突然、ウインカーやホーンが効かなくなる。

SAで確認すると、ヒューズ部の線が断線。
ナイフで被覆を剥ぎ指でよじって応急処置。

家に帰って、きちんとハンダで処理。

作業時間 高速で15分程度。家へ帰って30分程度。


サイドカバー交換

高速での配線処理後、きちんとサイドカバーがセットされておらず、高速道路上で紛失。

Mr.Bikeの買いますコーナーにハガキを出したところ、運良く譲ってくれる方がいたのでGet。

交換時間 一分。Getするまでの時間2ヶ月程度。


ナンバープレート修理

振動に耐え切れず、ナンバープレートが真っ二つに割れると言うアクシデント。

ナンバーの裏面に補強版をあてがいPop RVにて固定。

作業時間 30分程度


ブレーキパッドの交換

走っているとブレーキの鳴き音が、発狂しそうな位大きくなってきたので、外してチェックしてみるとパッドのベース部分とライニング部分が割れてキャリパーの中で遊んでいました。

よくこんな状態で高速を走っていたとびびりました。

交換とエア抜きで一時間弱。


チェーン、スプロケ、リアブレーキライニング交換

消耗品を換えてリフレッシュしようと着手。

しかし、固着したクリップが外れず、ホームセンターへ金鋸を買いに行きチェーンをぶった切りました。

冬の寒い時期、昼から始めて終わる頃には、夕焼けになっていました。

(フロントのスプロケのダンパーゴムもちぎれてなくなっていました。


クラッチの張り付き

こちらを参照ください。


オーバーヒート修理

オーバーヒートの原因は、ウォーターポンプのメカニカルシール御臨終によるミッション部へのクーラントの漏れ。

で、メカニカルシールを交換すれば良いのだけれど。。。

クランクケースが割れた旧エンジンがあるので、ウォーターポンプがついているクランクケースカバーごと移植しちゃえ!ということで、移植敢行!

頼りになる?旧エンジン

原因究明:ツーリング中は??と悩み、帰宅翌日即判明。

対策:エマルジョン化したオイルを抜き、クランクケースカバーをばらして、再組み付け。

自動車の余っていたエンジンオイルで、フラッシングして、なんやかんやで、半日仕事。


フォークブーツ交換

4半世紀も酷使したフォークブーツは、元の黄色がすっかり真っ黒になり、おまけに所々破けてる始末。

思い立って、交換!

フロントホイールをはずし、続いてフォークをはずして、新品のフォークブーツと交換。

仕上げは、タイラップで固定して、あとは元に戻して完了!

今回は、ブルーのフォークブーツにしてみました。

 

意外と簡単作業で、1時間ちょいで終了。

お気に入りのブルーのフォークブーツ


ちょっぴりカスタム

サイレンサー交換

3万円で購入した37Fに2万弱のサイレンサーを装着。

「ラフ&ロードのRSVサイレンサー」

効果は音質が変りました。

作業時間15分程度。


ヘッドライト交換

37Fのヘッドライトバルブは、口金がPH6とかいう特殊。

どこのバイク屋、パーツ屋にも在庫無し。出先で切れてもすぐに調達できない!

更に、45Wなので、いまいち暗い。(ってあまり夜乗らないから関係ないんですが.....)

で、TZR(1KT)のヘッドライトがボルトオンで着くので交換しました。

効果は、明るい。(たぶん)さらに、安価なH4バルブが使える!

作業時間30分程度。


テールランプソケット交換

過電流?経年変化?原因不明ですが、テールランプとブレーキランプのソケットのプラスチック部が溶けちゃいました。

で、汎用のソケットを買ってきて装着。

※下のウサギは、リフレクタ−です(笑)

 

作業時間15分程度。


ETC装着

林道アタックに遠出する際に利用するのは、高速道路。

やっぱ快適かつ安価に利用したいな〜と、Ninjaに装着のETCを流用。

但し、乗る度に付け替えるのも面倒なので、アンテナのみをヤフオクで購入し、本体は遣い回し。

配線が断線しない様、けっこう工夫しましたよ!(Ninjaで断線の不名誉の実績があるため)

 

 

アンテナ

作業時間30分程度。


タンク塗装

ブレーキフルードをタンクにぶちまけるという失態を演じたため、やむなく塗装。

剥離材で塗装をはがし、耐水ペーパーでひたすら磨き、サフェーサーを吹いて下地処理をして、塗装スプレーをシュ〜〜ッと。

 

ゴロワーズブルー??

いえ、ホームセンターにあった、ブルーです。

(でも、バッチリあってます!)

 

DTのヤレタ文字は敢えてそのままに。

 

作業時間:結構かかった。(地道な作業は苦手です)

 

タンク

 


街でも見ない、My DT(37F)ですが、今だ現役です。

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